うさぎ島に行きたいという怖い話をします

※普通に怖い話なので苦手な方ご注意

 

うさぎ島というところをみなさんご存知でしょうか?

広島にある大久野島という小さな島なのですが、野生のうさぎがいっぱいいることからうさぎ島と呼ばれています。

 

私は地元が愛媛で近いこともあり、小さい頃父親につれられうさぎ島で一泊したことがありました。

自然が多く、すごくよいところです。サイクリングが気持ちよかったなぁ。

 

うさぎでテンションがあがる私と姉に、父親は教えてくれました。

「ここはむかし毒ガスがつくられていたところなんだぞ。」

 

これも有名な話ですが、大久野島は戦時中に毒ガスを作っていたところだったんです。

よく見たら、その昔毒ガスが作られていただろう廃墟があり、壁はなぜか真っ黒、夏なのに少し涼しく、昼間なのにとても静かだったような気がします。

姉は完全に怯えていましたが、私は小さかったこともあり、特になにも気にもせず、廃墟にずかずか入っていき探索をしました。

 

当時のわたしからして面白いことはなにもありませんでした。

ただ、その廃墟の中で、ボロボロのネームプレートが無造作に地面に置かれていたことが、すごく記憶に残っています。

 

私達の毒ガス島の旅は終わったのですが、

後日、お父さんが友達とまた毒ガス島に行き、その時何気なくとった写真を「写った」と言って見せてきました。

 

えさを食べているうさぎを撮った一枚なのですが、明らかにうさぎのところに不自然な白いモヤがかかっているのです。

うさぎが映らないほど濃いモヤです。

 

父親はオカルトじみたことが好きなので、「おるなぁ」とか簡単に言ってましたが、明らかな心霊写真に私はそこで初めて恐ろしさを感じました。

 

これはもう何年も前の話です。

 

そしてこの間。

 

最近youtubeを見ていたら、心霊写真を紹介している昔の動画が自動再生で流れてきました。

私自身も父親の遺伝をついでか、そういうのは嫌いではなく、そのままぼーっと見ていたんです。

 

その中の一枚に、「ある工場の廃墟で取られた写真」という題材の写真がありました。

 

その写真には、女の人と、少し後ろに男の人が写っている一見何の変哲もない写真です。

ただ、おかしなことといえば、写真を撮ったときにはその場に女の人しかいなかったことです。

 

場所こそ紹介されなかったものの、黒く四角いなにもないあの廃墟は、かつてネームプレートを見つけた毒ガス島のあの廃墟に間違いありませんでした。

しかも、番組の放送時期的に、私達が毒ガス島に行ったときと同じときぐらいに撮られた写真なのです。

 

写真に写る男の人はすこし中腰で、何かを拾っているようにも見えます。

 

まさか。まさかね・・

 

 

あのとき、好奇心にかられネームプレートを持って帰らなくてよかったなと思った、

 

 

 

というお話でした〜〜〜〜〜。

最近すごくびっくりしたことだったので、あ、これはサイトで共有しないとなという義務感で綴りました。

 

お父さんが撮ったうさぎの写真のイメージ↓ほんとは白いモヤだった。

生まれて初めてガチ心霊写真っぽいの見せられて愕然としたし、何より父はヘラヘラしててヤベー奴かよと思った。

 

これは番組で紹介されてたやつ↓ほんとはおじさんは横向きの中腰でもっと古びた服着てた。

番組ってのはアンビリバボーなんですけどね。昔そういうのよくやってたじゃないですか。

 

普通にまたうさぎ島行きたいんだよな〜。心霊とかそういうのではなく、歴史的なところで毒ガス島を知るのも楽しそうだし、サイクリングもしたいし、うさぎに会いたいし。

写真は絶対撮りたくないけど

 

あとこの間面白い怖い話みつけたら、共有しないとなという義務(

こういう日常に急に出てくるのってすごく不気味じゃないか。

明らかに生徒に見えないって。こわい。



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